気持ち

淡い死の匂い

例えば、 好きだなあと思っている人とお話ししていて、私が好きだと思っていることが相手に伝わっていて、なお相手も私のことが嫌いじゃないということが、相手との目線から伝わりあってしまったり、 対話をしていて、お互いの話したいことがうまく伝わりあ…

世にでなくては

最近やっと、自分が書きたいものを書くことができるようになってきた。 やっぱり私は小説(フィクション)媒体が一番のびのび書けることがわかったし、何より楽しい!って思えるようになってきた。 小説自体は9才くらいからずっと書いている。でも、ここ何年も…

いつも感情の掃き溜めのようだけど 今回は何時にもましてさうなので申し訳ないけれど。 もう何もかもが怖くて仕方ないって気持ちでいっぱいになってどうしたらいいかわかりません。 私が今、本を読んだり、友達とおしゃべりをしていたりできるということがど…

心傷

もくもくと湯気が立ち込めるその街は、肉まんの皮のにおいと、剥がれかけの赤の壁、中華鍋で野菜を炒める音で満ちていた。 私は、だぼだぼの服でいつものようにその町へ行って、おかみさんから肉まんをもらったり、道で遊んでいる子供たちの面倒を見たり、鶏…