世にでなくては

最近やっと、自分が書きたいものを書くことができるようになってきた。

やっぱり私は小説(フィクション)媒体が一番のびのび書けることがわかったし、何より楽しい!って思えるようになってきた。

 

小説自体は9才くらいからずっと書いている。でも、ここ何年もずっとスランプで、最後まで物語を書ききれなくて、ムキー!ってなっていた。それでも書かなきゃ気がすまなくて書いてた。

 

だから今、どんどん書けるのがとってもうれしいし、今がチャンスだなって思ってる。

私の憧れの作家の何名かは私ぐらいの年から活躍している。中1の頃から憧れの椎名林檎さんも19才でデビューしている。

はやく世にでなければ、と思うけれど、有名になりたいから書くわけでもないからな…と立ち止まる。

 

 

小説家の書きたい!の動機には、いろんな種類があると思う。


世界観やキャラクターの面白さを書きたい

伝えたい人生観を伝えたい

心を動かしたい

気に入った描写があって、それを書きたい

などなど…

今の私は、伝えたい描写や人生観みたいなものがあって書きたいのだけれど、でも、厚かましく押し付けたい訳じゃなくて、
物語を媒介してなんとなく雰囲気は作るから、読んだ人それぞれで感じ取って、その人にとっての物語にしてほしい!って思っている。

私は最近人とお話しするときに、うまく伝えられない、と思っていた。きっとそれは自我が入るからかなーと思う。私はこう思う、わかって!!ってどうしても思ってしまうし、わかってもらえないと、相手を侮ってしまう。そんな自分が嫌で自己嫌悪もしてしまう。
最近私がよく考えていることは、抽象的すぎてうまく伝えられる自信が本当にない。


だからこそ、私の自我から書かれているけれど文章として独立して、読んだ人が意味付けして何度も読みたくなるような小説を書く。

 

あと関係ないけどなんかもうちょっと素直な子になろうと思う……。🐧